一人暮らしでパチスロを始めるのはやめたほうがいい人の特徴を正直に書く

最初に言っておくと、「パチスロを始めるかどうか、まだ全然決めてないし興味も薄い」という人は、この記事は読まなくていいと思う。あと、すでに毎月きっちり予算を決めて遊べている人も、たぶん読む必要はないかも。私が書きたいのは、「一人暮らしで、ちょっと余裕ができたからパチスロやってみようかな」と迷っている人に向けた話なんだよね。
私は社会人になってからパチスロを始めて、今4年目。最初の年に、給料日の1週間前に生活費まで溶かして、実家に電話するか迷った夜がある。あのときの「口座残高3,000円」の画面は、正直今でも忘れられない。だから今回は、そのときの自分に言いたいことをそのまま書く。
「始めたほうがいいよ」という記事はネットにたくさんあるけど、「こういう人はやめといたほうがいい」と正直に言ってくれる記事は少ない気がして。なので、逆張りだけど、本音でまとめてみた。
この記事でわかること - 私が「この人はパチスロ始めないほうがいい」と感じる5つの特徴 - 向いている人と向いていない人の、お金との距離感の違い - 私が生活費まで溶かした月の、実際の収支の中身 - 始める前に自分で確認しておきたいお金の条件 - それでも始めるなら、最初の3ヶ月でやっておきたいこと
私が「生活費まで溶かした月」の収支を先に見せる

まず、他人の失敗談って具体的な数字がないとピンとこないと思うので、私の1年目の最悪だった月をそのまま出す。ちなみに当時の手取りは約19万円、家賃6万円の一人暮らしだった。
1年目・11月の実際の収支
- 1週目(土日):+8,000円
- 2週目(土):-15,000円
- 3週目(土日):-31,000円
- 4週目(給料日前の水曜、仕事帰り):-18,000円
- 月合計:-56,000円
1週目に勝ったせいで、「意外といけるかも」と思ってしまったのが全部の始まりだった。3週目に大きく負けたあと、「取り戻さないと」という気持ちで給料日前の平日に行ったのが4週目。この日は行くつもりなんてなかったのに、電車を降りたら足が店に向いていたんだよね。
負けた金額そのものより怖かったのは、食費と光熱費の引き落とし分を「あとで戻せばいい」と自分に言い訳して使ったことだった。結局その月は、残り1週間を米と卵とキャベツで乗り切った。冗談みたいだけど、本当にそうだった。
こういう人は始めないほうがいい、と私が思う5つの特徴
ここからが本題。私自身の経験と、パチスロを始めた友人たちを見てきて「この特徴がある人は危ないかも」と感じるものをまとめる。あくまで私の主観なので、当てはまっても「絶対ダメ」という話ではないけど、正直に書く。
1. 「今月いくら使ったか」を答えられない人
パチスロ以前の話として、普段の生活費の内訳をざっくりでも把握していない人は、かなり危ないと思う。私が1年目でやらかしたのは、まさにこれ。「なんとなく口座に残ってるから大丈夫」で動いていたから、負けたときに何を削ればいいのかも分からなかった。
2. 負けたお金を「取り戻す」という発想が自然に出てくる人
負けた日に「次で取り返そう」と思うのは、たぶん誰でも一度は考える。でも、それを口に出して自分で疑問に思わない人は、少し立ち止まったほうがいいかも。私の感覚だと、この考え方は予算を守れなくなる一番の原因だった。
3. 給料日前に何かを買うのを我慢した経験がほとんどない人
これは意外かもしれないけど、「我慢の練習」ができていないと、店の中で「あと1,000円だけ」を止めるのがすごく難しい。私は1年目、この「あと1,000円」を10回くらい重ねて1万円溶かしたことが何度もあった。
4. 一人の休日に、家で何をすればいいか分からない人
一人暮らしで週末に予定がないと、暇つぶしとして店に行くようになりやすい。私もこれだった。「暇だから行く」が習慣になると、予算の管理どころか、行く回数そのものが増えていくんだよね。
5. 収支を記録するのがそもそも面倒だと感じる人
これは正直、一番重要かも。私は生活費を溶かした翌月からスマホのメモに全部書くようにしたけど、それを続けられなかったら、たぶん今も同じ失敗を繰り返していたと思う。記録が面倒に感じる人は、遊びとして楽しむには向いていない気がする。
向いている人/向いていない人の違いは「お金との距離感」だった

上の5つを見ていて気づいたのが、腕とか知識とかの話は一つも出てこなかったこと。向いているかどうかを分けるのは、結局お金との距離感なんだよね。私なりに対比してみる。
向いている人
- 月の固定費と食費をざっくり言える
- 「今日は負けた」で終われる(取り戻そうとしない)
- 予算を使い切ったら、途中でも席を立てる
- パチスロ以外にも休日の楽しみが一つ以上ある
- 収支をメモするのが苦にならない
向いていない人
- 口座残高を見るのがなんとなく怖い
- 負けたあとに「次こそ」が頭に浮かぶ
- 「あと少しだけ」を止めるのが苦手
- 暇な休日はとりあえず外に出て店に寄りがち
- 記録をつけるくらいなら遊ぶのをやめたい、と感じる
正直に言うと、1年目の私は「向いていない人」の項目にほぼ全部当てはまっていた。それでも続けられたのは、生活費を溶かしたショックが大きすぎて、強制的に記録をつける生活に変わったからだと思う。でも、そんな痛い目を見る前に気づけるなら、そのほうがいいに決まってる。
よくある失敗例のBefore/After(私と友人のケース)
「向いていない人」から「なんとか遊べる人」に変わったとき、何が変わったのか。私の例と、パチスロを始めた友人の例を、Before/Afterで書いてみる。
Before:予算なし・記録なし・給料日前も行く
- 財布に入っている分を全部使うのが基本
- 勝った日はご褒美に散財、負けた日は次で取り戻すと決める
- 給料日の1週間前に行って、食費を削る
- 月末に「今月いくら負けたか」を思い出せない
これが1年目の私。月の収支は、覚えている限りでプラスの月は2回くらいで、あとは全部マイナスだった。合計でいくら負けたのかは、記録がないから正確に分からない。それが一番情けないんだよね。
After:月1万円・低貸し中心・メモ必須
- 月の予算は1万円と決めて、給料日に別の封筒に移す
- 5スロや2スロなど、低貸しを中心に打つ
- 予算がなくなった時点でその月は終わり(勝った分も翌月に持ち越さない)
- 行った日は必ず「日付・台・投資・回収」をメモする
2年目以降はこの形にしてから、大きく崩れた月はなくなった。去年の年間収支は-38,000円で、月あたり3,000円ちょっとの負け。勝ってはいないけど、映画を毎週見るくらいの娯楽費だと自分では納得している。もちろん、-1万円を使い切って何も残らない月も普通にあるし、そういう日は帰り道でため息が出るのは変わらない。
友人の例:Beforeで止まったまま辞めた
一緒に始めた友人は、予算を決めずに続けて、半年で辞めた。理由を聞いたら「勝ってるのか負けてるのか分からなくなって、なんか怖くなった」と言っていた。これはこれで正しい判断だったと思う。無理に続けるより、怖くなった時点で離れたほうがいい。
始める前に確認したい、お金の条件3つ

ここまで読んで「それでも始めてみたい」という人に、私が「最低限これは確認しておいたほうがいい」と思うお金の条件を書く。あくまで私個人の目安なので、参考程度に。
1. 生活費とは別に、なくなっても困らないお金が毎月あるか
家賃・光熱費・食費・通信費・貯金を引いて、それでも残る「使っても生活に影響しないお金」があるか。これがない状態で始めると、遊ぶお金の出どころが必ず生活費になる。私の場合、1年目はこの計算をしないまま始めたのが根本の原因だった。
2. その中から、パチスロに回せる上限を決められるか
余ったお金を全部つっこむのではなくて、その一部を上限にする。私は1万円にしたけど、これは手取りや家賃によって全然変わると思う。大事なのは金額より、「負けても翌月の生活が何一つ変わらない額」であること。
3. 使い切ったあと、翌月まで行かない我慢ができそうか
これは始める前に想像してほしい。「今月の1万円が2日で消えました。残り28日、店には行きません」と言われて、素直に頷けるかどうか。ここで「いや、次は勝てるかも」と思った人は、正直まだ始めないほうがいいかも。
あと、これは大事なことなので書いておくけど、もし「やめたいのに止まらない」「借金してでも打ちたい」という状態になったら、それは自分の意志の問題ではなく、専門の相談窓口に頼るべき話だと思う。自治体や医療機関に依存の相談窓口があるので、一人で抱えないでほしい。
まとめ
一人暮らしでパチスロを始めるのをやめたほうがいいと私が思うのは、腕や知識の問題じゃなくて、「お金との距離感」がまだ定まっていない人。今月いくら使ったか答えられない、負けたら取り戻したくなる、あと少しを止められない、暇だと店に寄ってしまう、記録が面倒。この5つに多く当てはまるなら、始める前に一度立ち止まってほしい。
私は1年目にそれをやらずに生活費まで溶かして、米と卵で1週間過ごした。あの経験があったから今は月1万円の低貸しで、負ける月も含めて「娯楽費」として納得できているけど、正直、あの痛い目を見ずにそこに辿り着けたほうが良かったに決まってる。
パチスロは、勝てる遊びじゃない。私の去年の年間収支も-38,000円だし、今年もたぶんマイナスで終わる。それを分かった上で、生活に影響しない額で、記録をつけながら遊べるかどうか。そこだけ、始める前に自分に聞いてみてほしいなと思うんだよね。